ARDUINOを使ったデータ計測装置の開発(3)

合間合間で作っていた計測システム、ようやく完成しました。
基盤はArduino互換基盤で、端子などをハンダ付けした小さい基盤を作成しました。
今回のプログラムは温度を計測するセンサー2本を制御するものです。

fujisawaweb自前のデータ受信サーバに定期的にデータを送信することで
データを保存し、WEBブラウザを通してデータ一覧を見たり、
時間軸と温度を表現したグラフを見たりできます。
なるべく簡易にするために、温度素子の補正などはハード側では行わず、
データ登録の機能に対して補正(プラスマイナス)する数値を調整したり、
データ収集周期を設定したりする事ができます。
まずは1アカウントにつき最大1000件のデータ保持をしています。
(モニター機能では最大200件分を表示)
この装置を太陽光発電した電源を使って、本装置と無線LANルーターを独立運転しています。

省電力電源でネット通信(無線LANルーターor有線LANケーブル)機能を備えた計測装置、
というテーマで研究していた工作が一段落しました。

10cm四方程度の小さな箱装置で2台の水槽の常時水温監視&見える化のシステムが出来ました。
次の目標は温度しきい値によるファンコントローラー機能の追加ですかね。
(後は見栄え悪いので、ITとは別ですが装置入れる箱も用意しないと。。)
温度センサーの計測は1つの装置で最大4台程度制御可能です。

アクアリウムでの利用の他、常設の装置で安価に監視・管理したい需要などに使えそうです。
ご興味ある方はお問合せください。

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