ARDUINOを使ったデータ計測装置の開発(2)

先日から進んで、テスト環境としては完成しました。

構成は Arduino UNO 本体にLANシールドを載せた基盤を基本として、
小さなブレッドボード上にアナログ端子に LM35DZ(温度端子)を接続して温度を計測します。(イメージは前回の記事写真にあります)

有線LANで接続した本機からインターネットを通じて通信し、 fujisawaweb.net に設置したサーバ用の受信プログラムに対して計測した温度を送付します。
サーバ側にはデータベースを用意しておき、受信したデータを溜め込みます。

簡単な確認プログラムも書いてみました。
最新20件のデータをグラフと一覧で表示するプログラムです。
グラフの変化のテストも兼ねて、センサーを指で触って温度変化させたデータを取得してみました。

テスト・モニターサイト
(テストサイトですのでリンク切れの場合は既に休止しているかもしれません)

今まではPCの中だけで動くソフトを作っていましたが、ハードウェアの制御や監視も手を出してみるとなかなか面白いですね。

これで、実験としては一旦区切りですが、やりたい事も含めて、下記をぼちぼち研究していきます。

・サーバからArduinoへの設定値を指示する(データを渡す)方法
・太陽光パネルの電圧計測
・複数の計測端子の制御、監視(温度×3や温度・湿度・電圧など)
・USB以外の電源での動作方法
・サーバ側のデータ収集プログラムをもう少し複数端末等を意識した構造にする

農業向けに気温・水温・土の温度や湿度、光の強さなどの監視や、
家庭向け小規模太陽光発電の管理(これをやりたい)には十分使えそうな感じです。